セカンドバイクにEmonda ALRという選択肢

 

いやー。レースの時落車を考えるとアルミも欲しいなって思ったんですよね。。。

プレシジョンフィットの時に、フレームサイズが小さいという指摘を受けていた、サンクスサイクルラボ実業団メンバー。ずーっと「フレームどうしようかな問題」に頭を悩ませていました。
そして、先日レースでの落車でチームメイトのフレームが割れる事態を目撃してからか「アルミフレーム」に興味が湧いてきたようです。

実際に落車のリスクの高いレースでは、アルミフレームを使うというライダーも結構居ます。また、練習などの為に2台のバイクを所有するのはとても良いことだと思います。バイクをメンテナンスに出している間も練習ができますからね。
そんなライダーが、セカンドバイクを用意するのに、注意して欲しいポイントがいくつかあります。

○メインバイクと同一のスケルトン・サイズであること。
これ、結構重要なポイントです。「エモンダ」「マドン」は同一スケルトンなので安心です。同一サイズのものを選べばOKです。(H1スケルトンだと事実上ハイエンドモデルのみなので悩ましいですが)

○ペダル・サドル・ハンドルという「三つのル」は同じ製品を使うこと。

バイクと身体のコンタクトポイントである「ペダル」「サドル」「ハンドル」の3箇所はメインバイクと同じ製品。もしくは、サドルの場合ならカーボンレール→チタンレール。ハンドルの場合ならカーボンハンドル→アルミハンドルのように、コストダウンするのもアリです。でも、形状は同じものを使うのがポイントです。

○プレシジョンフィットでデータがあれば移すのは簡単!

プレシジョンフィットでデータがあるので、バイクのセッティングを移すのは容易です。これを違和感なくする為にも、上記の条件が大事になって来るのです。

 

今回はシートピラー「ボントレガー XXX」に、ハンドルは「FSA K-FOCE」に交換しました。メインバイクとフィーリングを変えないようにする為のチョイス。クランクは54サイズだと172.5mmが付属しているのですが、今回はメインバイクと同じクランク長の170mmに、ギア比は52x36Tに交換しました。これはフィッティング上外せないポイントでもあります。

ホイールはオリジナルのボントレガーから、お持ち込みの「カンパニョーロBORA ONE」に交換。
計測器はガーミン をお使いなので、ブレンダーシステムとデュオトラップセンサーでスッキリとマウントしました。

 

いやー、組み上がるとカッコいい!

Emonda ALR6自体はALRシリーズの最上位モデルになるモデルです。付いて来るパーツも、上位グレードになるので、ルックスは良いのですがパーツ類を更に「そのライダー仕様」にする事で更にカッコよくなりましたね。いやー、ワタシちょっとだけ自画自賛。
ワイヤーの長さも、ポジションに合わせて無駄のない長さに。こうすると仕上がりはとても綺麗ですね。
きになる重量はペダルレスで約7.2キロ。アルミバイクとしてはかなり良い軽さです。ホイールをヒルクライム用に変えたり、ステムとサドルをカーボンレールに替えたりすれば。。。6キロ台いきそうですね。

セカンドバイクとしては、ちょっと贅沢ですが、結構実戦的な仕様なので学生でレースに参戦する方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!