ISO Speedで乗り味を調整できるのはMadone SLRだけの強みです!

投稿日:2019年3月3日 更新日:


■え?やっぱりMadoneはガチガチなの?乗りづらいの?

前回のインプレ記事はご覧いただけましたか?「え?やっぱりガチガチなの?乗りにくいの?」「Emonda大好きヨシノリ店長はMadone苦手なの?」そういう感想を持たれたライダーもいらしたようですね。

確かにEmonda最大の魅力は、そのしなやかなペダリングフィールにあるので(ヨシノリ店長が好きな理由もそこです)Madone はEmondaと比べたら「硬い」という評価になるかもしれません。

■「エアロ系バイクは変に硬い」という常識をどう覆すか?

エアロ系のバイクは、優先課題が空力性能の向上にあります。どうしてもボリュームを増せば硬くなりがち。増してやプロのパワーを受け止められるだけの剛性を確保すると、縦にも横にも硬くなってしまいます。

他社は積層を変えたり、形状を工夫したりしていますがMadone にはTrekのお家芸とも言えるISOSpeedが搭載されています。こういった衝撃吸収機構をフレーム側に装備しているエアロロードは現在Madoneだけです。今回のSLRからはこのISOSpeedが調整式になっており、この調整範囲がかなり広いのです。

■ヨシノリ店長はMadone SLRといかに和解したか?

Emondaと比べて「踏みの硬さ」を若干感じていたヨシノリ店長。そういえば「ISO Speedの調整なんてしてなかったなー」「別府選手は最弱の位置にしたって言ってたなー」何となく思い出したのです。

思い立ったら吉日!調整してみよう!

まずは最弱の位置にして乗ってみます。「おお!コレいいじゃない」なんかこういった調整の類って弱くすると「負け」みたいな感じがするのですが「フニャフニャ」という感じはしません。むしろMadoneさんの「どうだ!オルゥァ!」みたいな主張が減っていい感じ。

心なしかペダリングフィールも柔らかくなった気がします。機構的には動く方向を考えて、ペダリングへの影響はない筈ですが、シッティングの時は明らかにいい感じがします。フレームの踏みの硬さに関するものは、主に横方向の剛性が影響をします。ですのでISO Speedは縦方向しか動かないので、本来影響は少ない筈です。ただ、縦方向にフレームが動く事により「路面から弾かれて踏めなくなるタイミングを減らす効果」はあるので、その影響により踏みが柔らかく感じるのかもしれません。その証拠にダンシング時Madoneのペダリングフィールは、ISO Speedをどの位置にしても変化がないからです。

■Emonda好きだからこそ解るMadone SLRの魅力

少なくとも「乗り味そのものを調整できる」というのは様々なレベルのライダーが乗る事になるバイクとしては、かなり好ましい特徴だと感じます。ヨシノリ店長自身も、勝手に思っていた部分がありますがISO Speedは「お気楽快適装備」ではありません。乗り心地を調整する事で「より楽に速く走る」を実現しています。その装備を我々一般ライダーが享受しているだけだと感じるのです。

Madone SLRに試乗して改めて思うのはEmondaに乗り換えると「センの細さ」「しなやかさ」を顕著に感じます。機材としての圧倒的な安定感などは、確実にMadoneに軍配が上がります。調整式のISOSpeedという武器により、やたらとマッチョなMadoneさんに「優しさ」が加わった感じがします。荒川サイクリングロードを中心に乗る。20分以上のクライムをライド毎に必ずする。そんな方にとってはMadoneというチョイスはかなり良いように思います。

もし、今までのロードバイクのようなフィールを求めるなら、やはりEmondaが一番良いように思います。未来はどっちだ?やっぱりMadoneなのかも知れませんね。この写真のバイクは試乗できます。いつでもご相談くださいね。

最後にバイクのローター径を160mmから140mmに変更しました。フィールは悪くないです。ただ、設計上の標準は160mmであるため、初期の効きを弱めることは確かにできるのですが、ハードブレーキングをする時には「少々力が要るなぁ」というイメージです。よりリムブレーキの感覚に近づけるチューンとしては有効なように思います。大体前後で40g程軽量化できますよ。


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