LSDよりMTB!SSTよりもMTB!

LSDよりもMTB!SSTよりもMTB!でしょ?

また微妙な時事ネタブッ込んできたな!と思いました?
ええS尻さんのお話じゃないです(笑

昨日は小岩店での「はじめてのトレイルライド」というイベントに相乗りしてきたんです。西葛西店からもロードで結構強い女子ライダーのお客様などとご一緒させていただきまして。

天気も最高で本当に気持ちよかったんですよ。冬のカラリと晴れた空に予報よりも少し暖かくて、気持ちの良いトレイルライドでした。

どうでもいいんだけど小岩店のスタッフ田口くん。。。服装に季節感無さ過ぎじゃないか疑惑(笑

ライドのシメは「ミッドクリークカフェ」で思い切り食べてきました!

全体的にファンの要素の大きなMTBトレイルライド。
以前書いた記事でも「バイクスキル上達」にはMTBに乗って遊びまくることだよ!なんて話も書いたりしました。

実際問題ロードでバリバリ走れるタイプの人が、MTBだとなんか上手にな走れないってパターンありがちなんですよ。乗って遊んでるうちに上手になりますし、実際街乗りなんかしてもMTB楽しいですからね。

MTBのトレイルライドは結構トレーニング効果が高いんです!

ここからが本題のお話。

最近ではインドアトレーニングとかZWIFTとか盛んですね。でもやはり実走に勝るものはありません。大抵のMTB系の記事って、スキルだとか楽しさの部分を表現してる方が多いのですが、フィジカル系のトレーニングの効果としても結構良いもんなんですよ。

■実際のトレーニングログを見てみましょう

うっかり保存ボタンを押してしまいログが2分割してしまいましたので、データが中途半端なんですが、パワーではなくて心拍のデータをご覧くださいね。
今回のライドはトレイル初めての方も対象にしていた為に、全体のペースはゆっくり目で下りのルートも優しめ。上りはロードでは走れている女子ライダーのペースに合わせましたが、やはり砂利の林道でも難しいセクションがあるので、ゆっくり目で走ったのは事実なんです。

でも、、、登りセクションでの心拍数って、ロードのLSDの強度よりは高めに出ます。たのしくノンビリ走っていても、ちょっとだけ息が上がる強度に出来ます。心拍トレー二ングで考えると「テンポ走」に当たる領域になります。もうちょっと淡々と登る感覚で走れば「メディオ」なんて言われる領域になるのです。

■ロードバイクでのトレーニングも良いけどMTBも良いもんです

寒風吹きすさぶサイクリングロードを、高価なウィンドストッパーやらサーマルウェアを着込んでロードワークしなくたって。効果的な練習できちゃうんですよ!MTBだとね。しかも楽しい!そして更にはスキルまでUPしちゃう。良いことづくめです。

こんなに楽しそうな事してても、トレーニングの効果キッチリ出ちゃうんですよ!最高すぎでしょMTBのトレイルライド。

ワタシの昔話

■ロードのシーズンオフになるとMTBで楽しいトレーニングしてました

その昔ロードのトップカテゴリーとMTBのトップカテゴリーを掛け持ち参戦していた頃のお話です。10月末にMTBのシリーズ戦が終わり、11月の「ツールドおきなわ」が終わるとロード的にはオフシーズンになります。シクロクロスも参戦してましたが「全日本出るぞ!」と意気込んではいなかったので(一応トップカテでしたが)11月中旬から下旬はオフシーズン。本当に何にもしません。

でもMTBには乗るんですよ。楽しいから(笑

XC競技で練習に使っていたトレイルに、トレイル用に少し下りやすくセットアップしたバイクを持って行って、普段は使わないザックを背負ってサーモスに紅茶入れたり、美味しいお菓子忍ばせたりして。
この「プレシーズントレイルライド」の時は心拍計も付けませんでした。
そして12月頃にシクロクロスに出始めて…そろそろウェイトトレーニングなどを開始する時期、所属チームでは年明けに合宿なんかも始まるのでロードワークなども誘われるのですが。ワタシはブッチ(笑

一応心拍計を装着して毎週末トレイルに行ってました。

上りは舗装や林道を使って淡々と登ります。決して追い込みはしませんが、淡々と30〜40分くらい上述のペースで登る事になります。
下りは大体10分程度で終わってしまうので、また別ルートで登り直してトレイルを下る。4本くらい下ると結構集中力が落ちてくるので終了!
総トレーニング時間で4時間くらいかな?コレなかなか今思い起こせば良い練習だったんですよ。

■実際のトレーニング効果として

ロードレースで必要な短時間高強度や出力は鍛えられないのですが、いわゆる「ベース作り」の練習を意外と効率よくできていた気がします。
当時はパワーメーターは然程普及しておらず、練習の評価は「月に何キロ走りなさい」なんて感じだったので、トレイル走ると距離を稼げない問題があったりしました。「オレ、これだけ走ってるもんね!」とチーム内で言えないっていう(ゾーンごとの心拍分布の累積と、消費カロリー数でトレーニングの全体ボリュームは見ていましたが)

これが中々バカにできないトレーニングでして、元々スプリンターではなくて淡々と走る「ルーラー」タイプのライダーだったアタクシ。
その後に高強度のロード練習を入れていくと、MTBでの成績も良くなっていくし、ロードレースの時も回復力が良くなったりしてました。
比較的「ちゃんと乗り込んだ時」に得られる感触をMTB練習で得てましたね。

でも、ロードで淡々と黙々と走るよりも個人的には楽しかったですし。

完全に余談なのですが基本的にMTBって、運動強度が高いのでプライスの嵩む防風系のウェアあまり要らないんですよ。速度域も低くサイクリングロードみたいに暴風が吹きまくる事もないので、ウィンドストッパーよりも起毛ジャージにベストだとか、休憩時に使うウィンドブレーカーなんかでグローブもガッチリ防寒タイプよりは、通常の指長を使ったり。。。

■MTBってウェア代が意外と掛からない(笑

ウェア代があまり掛からないっていう(笑
ロードメインの練習に冬場も移行した時は「冬物のウェア結構するなー」なんて思っていました。
トレイルで楽しく走れるMTBって、冬物のウィンドストッパー系アパレル上下やシューズカバー&グローブの価格とあまり変わらないんですよ。

遊ぶソフトはワタシ豊富にあります。
冬場のトレーニングの一環にMTBトレイルライド入れてみませんか?

■数字に表しにくいけど確実に効果のあるトレーニングの一つとしてMTB!

パワーメータ(MTBで使う人は少数でしょうし)のデータが貯まらないから、なんとなくトレー二ングした気になれない!CTLが積めないっていう!っていう問題があるかと思います。

でも、原点に立ち返りましょう。
「何のためにトレーニングをしているか?」という点
黙々とロードに乗る。ローラ台でズイフト!も良いですけど、もっともっと楽しい世界ありますよ!

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