新型Emonda SLR ヨシノリ店長インプレッション

投稿日:2020年7月2日 更新日:


ようやくEmonda SLRのインプレッションを書けるようになりました!

実は上の写真の仕様で100キロほど乗りました。それが前回の紹介記事となった訳です。
また小岩店スタッフ照屋くんの記事「その1」「その2」が意外と面白くて何となくインプレを書くタイミングを失ってた感はあります。

上の写真が現在のヨシノリ店長仕様(という程大袈裟じゃないけど)のEmonda SLRです。ヨシノリ店長マニアは驚愕するポイントがあるはずです。そう!ハンドルが。。。「丸ハン」じゃなくなった!ということです。
数々のハンドルを使いながらも結局「丸ハン」に戻ってしまうヨシノリ店長。。。TREKのロード開発チームがお店を訪問してくださった時「ヘイ!ハンドルのシェィプはどういう奴がいいんだい?」と聞かれ「ええ丸ハンがいいです!」と即答し開発チームの人に「またその話かよ」という顔をされたくらいに丸ハンがしっくりくるのです。

でも、丸ハン好きのヨシノリ店長の主義主張を覆すほどに。。。

このハンドルが良かったのです。。。
そしてこのハンドルが組まれた状態でキッチリ乗りたい!そう思い少し期間が伸びてしまったのです。

■そもそもEmondaとはなんぞや?

世の中のネット論者やヨシノリ店長が出演した動画コンテンツなどのでも「硬くなったんじゃないの?」「超軽量バイクがウリのEmondaがディスクとエアロで重くなったら。。。」などなど
おっしゃる意味はわかります。そしてその一部はライドしながらや、現車を見る前に、同じように思った部分もあります。
そして何よりも「最高のペダリングフィールを持った前作Emonndaから変わっちゃったらやだなー」というのは正直な気持ちとしてありました。

でもね。。。乗ったらそんなモン杞憂だったというのが一発で解ります(笑

で「そもそもEmondaとは」というお話しなのですが。。。
超軽量バイクを狙ったバイクではありません(めっちゃ軽いけど)
「ロードレースの長いヒルクライムを含むステージで勝てるバイク」なのです。「軽さ」も重要ですが「登りを含むステージで勝てるか」なのです。
ヨシノリ店長がMadoneに乗るようになって感じるようになったのは「Emondaめっちゃペダリング軽いけど、速度が上がると頭打ち感あるな」なのです。ヨシノリ店長レベルでそれを感じる訳ですから、プロツアー選手にとっては切実な訳です。長い登りを含まない高速域だったら、やはりMadoneに軍配が上がります(軽くないけど確実に速い)

そこで「空力性能」をEmondaに付与する必要がある訳です。そして「登り性能をスポイルしない空力」が必要になるのです。
それが「重さと空力」を天秤にかけて慎重に設計を進めていった結果なのです。この部分を本質的に理解すれば、新型Emondaが何故こういった形になったのか?というのはヨシノリ店長は理解できました。

上の写真が新型で下が旧型です。ダウンチューブは自転車の乗り味にとってかなり重要なパートです。
ペダリングの応力に応じた形状が追求されている前作に対して、あくまでも空力の設計とペダリングのバランスを取った形状なのが今作です。

実際に乗り込んでみました。ペダリングフィールの踏み出しの感覚は、前作よりも角があります。硬いというよりは剛性感が上がってよりキビキビした感覚になりました。
前作はどちらかというと、有機的な優しいペダリングフィールでしたが、今作は加速感が非常に優れています。直線的に加速していく感じです。Madoneもそうなのですが「マシーン」に乗っている印象です。

そして。。。速度が上がっていき時速が35キロ前後になると、前作を乗った時にMadoneとの比較で感じられた「頭打ち感」が全く無くなっています。「こりゃすげー!」という感覚が頭いっぱいになります。
剛性感に関してはMadoneは「ガッチリ」なのですがEmondaはそこまでではなくて、少しだけタメがあります。そして下ハンもがきや、ダンシングに関してはMadoneにない気持ち良さがあります。
この辺はヒルクライム時にダンシングを多用するライダーにとってはプラスに作用すると思いますよ。

路面の凹凸の拾い方はISO Speed のあるMadoneの方がマイルドです。路面の追従性も高いです。ダウンヒルの安定感もMadoneが圧倒的です。
Emondaは少しだけ弾かれる感覚はありますが、日本の道路だとあまり気にならない範囲です。最近はチューブレスタイヤがあるので振動の減衰はそちらに任せて軽さを取るというのもアリだと思います。

■でもね。。。軽いんですよ!Emonda !Emondaはエエもんなんですよ。 

でもやはりEmondaの真骨頂は「操作が軽い」に尽きます。切れ味鋭いダンシングとコーナリングと、ペダリングの加速感はEmondaならではのものです。そして、高速域の速さを手に入れたのが今作のEmondaです。

この表現がは誤解を生みそうなので、書くかどうか迷いましたが。。。
「Madoneから削ぎ落としまくったバイクが新型Emonda」とも言えます。でも、今や空力性能を無視することができないのです。そこに登りの性能が加味されていて、そこはMadoneには太刀打ちできないポイントであると言えます。

あ、最後になりましたけど。。。「Aeolus RSLBar/Stem」ムチャクチャいいです!一体化された形状のせいなのか、バイクの剛性感に統一感が出ます。そしてハンドル単体で持った時は「柔らかいので好きになれないかも」なんて思ってました。やはりアルミのハンドルが好きだったのです。
結論から言うとですね。。。

バイクの振りが物凄く軽くなります。そうEmondaらしさを際立たせるパーツとも言えますね。もしEmondaSLグレードのバイクに取り付けても、きっと走りを変えてくれると思いますよ。真剣にオススメです!


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