王滝100キロレースレポート

王滝100キロ走ってきました。

実はワタシ100キロ走るの初めてなんです。7時間の道中大変でしたが、その辺の話は後ほど書くとして、今回は使った機材やデータなどについて備忘録的にまとめてみようと思います。一応僕たち自転車屋さんなんで(笑

 

まずは結果など

タイム 6時間50分33秒

順位 139位

「一応7時間は切りたいなー」と想定はしていました。トップは4時間台な訳でもうこの時点で全く別のレースなんだなぁと思いました。

 

バイクなどの機材について

機材 バイク TREK Procaliber

Fフォーク FOX32SC

サスセッティング :エア圧80psi

ダンパーセッティング:リバウンド 全開放から2クリック戻し・オープンモードアジャスト 全開放から5クリック
タイヤ Fタイヤ コンチネンタル マウンテンキング 2.2 1.8気圧 Rタイヤ コンチネンタル Xキング 2.2               1.8気圧

チェンルブ ワコーズエクストリーム

反省点など


何を思ったのかスタート直前でフォークのエア圧を上げた事。レースを終えてみればストロークを使い切っておらず、中盤で動きの硬さを感じたので失敗だった。「体重も増えてるしなー」「装備品で重くなってるしなー」などと思い、根拠なく思いつき実施。スタート前の根拠のない思いつきはロクな結果を生まないから良くない。

・パンクを恐れて空気圧を高めに設定したがもう少し落としても大丈夫だったと思う。タイヤチョイスは他のライダーよりも明らかに有利でFの「マウンテキング」フロントは重さを少し感じたが、下りコーナーで安心感は抜群で「転ぶ」というリスクを避けられたと思う。RのXキングはトラクションの掛りと転がりのバランスが王滝には良かった。
同時間帯にゴールするライダーのタイヤチョイスは明らかに転がりの良さを求めて「攻めすぎ」という印象を持った。もし次に挑戦するならFに「Xキング2.4」でRに「Xキング2.2」をチョイスしてみたい。

・チェンルブは埃っぽいドライコンディションでも油膜切れする事なくとても快適だった。

・ISOスピード採用のプロキャリバーは登りが快適で走りやすく、ストレスも少なかった。もし他のバイクで参戦できるならばトップフュエルの方が後半の下りが楽なのと、登りのトラクションコントロールも楽になったのではないかと感じた。

補給などについて

 3000ml  750ボトル2本をバイクに装着 エイドで給水3回

補給食 ハニースティンガー オーガニックエナジーチュウ 1袋

スナックバー 1袋

オーガニックジェル 3袋

カーボショッツ 3袋

メイタン カフェインプラス200 1袋

メイタン 2RUN 2袋

ボントレガー Pro Speed Boxてバイクに装着

 

反省点など

・Pro Speed BOXはかなり重宝した。ただ、物を詰め込みすぎたせいかバッグがかさばりダンシングの時に膝に当たってしまった事と、バイクの振りが重くなってしまったのは反省点だった。
・必要な量が解らずジェル類は4本余らせてしまった。もう少し少なくてもよかったように思う。
・空腹感の解消に「エナジーチュウ(グミ)」はかなり有効でお腹が重たくならずよかった。
・予防的に2RUN攣る前に録ったおかげか足つりはなかった。

・エナジー類の補給は感覚に頼らず40分経ったらアラート1時間経ったら絶対に摂る。を行ったのはよかったと思う。

 

装備品

パンク対策 予備チューブ 2本 Co2ボンベ2本 古タイヤを刻んだタイヤサイド切れ対策パッチ3枚 ビニールテープ パッチキット

工具類 ボントレガーマルチツール16 タイヤレバー チェンの駒2コマ
オイル切れ予防に小さいボトルに入れたオイル

上記をElite Large Seat Pacにてサドル下に装着。
IRCファーストリスポーン1本(シートピラーにビニールテープで装着)

反省点など

パンクを含めてノートラブル。コース脇でパンク修理の為にうずくまっているライダーを多数見かけた。内容的にはよかったと思う。サドルバッグはベルクロバックルをタイラップで固定。シート側のベルトをビニールテープで補強※固定力は問題ないが、何処かでsaddle bagを落としたらトラブル時にシャレにならないので。ちょっと中身がバンバンだったのでもう一つ大きなサイズでもよかったかも知れない。

工具などとは別の話だが砂礫路面なので飛び石ヒットによりカーボンフレームにクラックを入れたライダーを見掛けた。プラのプロテクターも有効だが、チェンステー下やダウンチューブに背開きにしたチューブをチューブラーテープで貼り付けるプロテクターも併用した。

 

ペースメイクなどについて

想定は7時間半から6時間半くらいを予想。ペース管理は心拍数ベースで行い登坂などはL4付近の下側を使うイメージ。最大心拍数が193のワタシは「登りや追い込む場面で170を超えないようにする」を徹底した。心拍数の変化に現れづらい「短時間のダッシュ」「筋肉的に追い込む」を徹底的に避けた。レース中になるべく「酸素負債」を負わないようにする為である。ロードレースのような駆け引きがあるレースではないので、とにかく「イーブンペース」が良いと思う。

不用意に踏み込んでトラクションを抜いてしまったり(タイヤを空転させる)するとダメージを負うので「力を掛けずに丁寧に踏み込む」ギアの余力を残すのではなくて、廻していけるるなら躊躇わずにシフトダウンして筋肉のダメージを避ける。
練習らしい練習など全く出来ていないに等しい環境下では心拍140付近の(休めてるペース)と16から172拍程度の(頑張ってるペース)を組み合わせて、7時間出力する事だけに注力した。

恐らくこの順位よりも上の6時間を切る辺りからは「駆け引き」や「ペースの出し入れ」を駆使するようになるのだろう。それ以前に痩せないと(笑 ※現在体重71キロ

実際にレースでの写真などは一切なしでごめんなさい。
実走編のレポートを書く時に写真は出しますね。
いつか王滝に出てみたい。タイムを縮めたい!そんな方は是非ご相談くださいね。

 

 

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