購入から1年ほど経った車体はメンテナンスが必要です!

 

1年くらい真面目に乗るとバイクは結構痛むものです。

このエモンダALRはサンクスサイクルラボ西葛西店で、最初に納品したロードバイクなのです。
サンクスサイクルラボ西葛西店でロードバイクを始められて、長距離も乗られていますし「トレーニングライド」にも積極的にご参加いただいています。

ロードバイクを始められて約1年半。ブレーキシューなどの効果や、ホイールを新調したりとアップグレード作業はしておりましたが、まぁ回転部分などの消耗は進んでいるだろうなぁ。。。と思っていました。
そこでオーバーホールではなく「セミオーバーホール」という作業をご提案。
セミオーバーホールは、ワイヤー類の交換などの、少し手間のかかる作業をまとめて行うプログラムです。

このバイクのオーナーさんは、結構パワフルなライディングをされる方です。
なんとなーくボトムブラケットダメになってそうだなぁ。。。なんて思っていました。
予感は的中です。もうベアリングはゴリッゴリでした。そして、汗とドリンクの侵入で固着して抜けない!ヘッドベアリングは、組み立て時にしつこく防水をしていた甲斐あって、セーフでした。おそらくローラー台の練習をあまりされないのも幸いかもしれませんね。

伸びていたチェーンを交換。そして同時にお疲れ気味のスプロケット&フロントアウターリングを交換。このバイクは5800系の105というコンポで組まれていますが、折角交換するのですから、プーリーはデュラエースを奢ります。実はこのプーリーは馬鹿にできないパーツで、自転車の回転部分の中で一番速く回転するパーツなのです。デュラエースはこのパーツがボールベアリングが使われているのです。
外から見ると全く解らないパーツですが、実は必要に応じていい部品に替えています。

BBはしっかりと防水をしてから再度圧入。あとは、ワイヤーの長さを綺麗に見えるように切り揃えて。
あ、そうそう今回は「バリアスコートリキッド」も施工したので、汚れもつきにくく、落ちやすくなったでしょう!全体的に消耗したパーツがリフレッシュされたので、新品の動きを取り戻してくれたと思いますよ。

使われているバイクって、所々に傷ができるものなんです。
こういうのが、なかなかにいいモンなんだよなぁ。。。と思いながら作業をしていました。
また、思い切り乗ってあげてくださいね!

 

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