クロスバイク→ロードバイクにステップアップした方のフィット

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クロスバイクからロードバイクに乗るようになって約半年経ったのでプレシジョンフィット!

先日フィットしたライダーは弊店でFX(クロスバイク)をお買上げ頂いてスポーツバイクを始められた方です。クロスバイク通勤を楽しまれていて、徐々にスポーツバイクの楽しさに目覚めてEmonda SL6を購入。ビンディングペダルデビューも同時にされて約半年。
ソロでの河川敷ライドを楽しまれたり、元々ロードレース観戦などがお好きだったりもする関係で、イベントなどにも興味が出てきているようです。

それではフィットをしてバッチリ乗れるようにしましょう!と言う事で「プレシジョンフィット」の施工が決定しました。

■最初のお渡しのセッティングは「怖くない」を基準に

よく「各部の身体の数値を計測してピッタリのポジションにしてお渡ししてます!」(キリッ)という所もあるようです。これ、正しい場合もあるのですが、もし最初の1台目ですとか「このバイクでビンディングデビュー」という方の場合だと適切ではない時があります。
自転車は「車両」です。まず「安全に操作できる事」「怖くない事」を重視しておいた方が良いのです。理想的なペダリング効率と操作性を天秤に掛けた結果のセッティングになる場合も多いのです。

■慣れてきたらフィジカルレベルに合わせたセッティングに

SL6を納車してからの半年間で、色々な所をライドされているようでインタビューをしていると、まぁまぁのフィジカルレベルにあるのが想像されます。
身体の計測をしていくと骨盤の高さの左右差があり、サドルの坐骨部に痛みが生じているようです。サドル位置は納車時のままのようで、安全を考慮した高さになっていて脚長に対してかなり低めのセッティングとなっていました。

インタビューとアセスメントを終了した後、先ずは身体の使い方などについて少しレクチャーをします。その後大幅にサドル高を変更しなければならない事が想定されるので、ポジション設定を本格的に変更する前に「高さに慣れる為のトレーニング」を行いました。

■サドルを完成車装着のものから「Aeolus」に変更

坐骨結節幅を測定すると、比較的広めなので完成車についている「Montrose」のサイズ138mmから、まずはAeolusの145mmに変更してみます。坐骨結節幅のデータから考えると145mmと155mmで迷いましたが、骨盤の安定度から155mmを選択しました。

■ハンドル位置とステム長さを変更

クリート位置を合わせた後にサドル高を適切な高さに変更し、ハンドルポジションの設定に進みます。標準設定の90mmは「怖くない」を実現するのには良いセッティングなのですが、今のフィジカルで出来る前傾と身体の寸法から考えてもう少しハンドルを遠くセットした方が良さそうです。
アセスメントで見た股関節の柔軟性から見ても問題がなさそうなので、一旦ステムを110mmから試して、最終的に100mm に落ち着きました。
乗れる量が増えてきて、フィジカルレベルが向上したらもう少しハンドルの位置は下げる余地がありそうですが、やはりロードバイク歴半年という点を考慮すると操作性を重視したハンドル高を設定しました。
フォローフィットといって半年の期間であれば、フィットの修正作業は可能ですので「下ハンドルを持つ時間がライド中に長くなりそうなら、ハンドル高さの設定変更をしましょう」とお伝えしてフィットを完了しました。

ロードバイクに少し乗り慣れてきたな。ビンディングペダルの着脱に慣れてきたな。。。そんなタイミングで是非フィッティングをご検討ください。「ガチ寄りのガチの人」の為にフィッティングがある訳ではないのです。
むしろ「ビギナー」とご自身で思われいる方こそ「正しいフォームとセッティング」で乗っていただきたいので、お時間は掛かりますがご検討くださいね。
より「楽に」「楽しく」バイクに乗れるようになりますよ。

 


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