ボントレガーのインソール知ってますか?

シューズのフィット感とペダリングパフォーマンス向上にインソールは凄く大きな役割を果たします。ライダーは、それぞれアーチの形や足の形が違います。当然プレシジョンフィットでも使用します。

「インフォーム バイオダイナミクス インソール」
当然プレシジョンフィットなどでも活用しますが、靴のフィット感を格段に向上させてくれますよ。このインソールはランニング用やスキー用インソールとしては有名メーカーである「スーパーフィート社」との共同開発で生まれました。アーチの高さに応じて3種類あります。

「アーチを下から押し上げてアーチを作るのではない」というのがポイントなのです。これがスーパーフィート社のインソールの特徴です。アーチを作るのに踵の骨と関節をホールドしてアーチを作ります。これにより無理なく自然に足のアーチが作られます。3種類あるアーチサポートも特徴ですが、この踵のサポートが「インフォーム バイオダイナミクス インソール」最大の特徴でありインソール専門メーカーとバイクコンポーネントメーカーが協力して作った証でもあります。

インソールの裏側にはこういう形の踵を支えるサポートがついていてこれがスーパーフィート系インソールの肝なのです。

これが!このインソールの肝なのです。下から押し上げてアーチを支えているのではないのです。骨格を整える事でアーチを作ってくれるので正確にこの踵側のサポートを踵の関節にセッティングする作業が必要です。

ちなみにこのインソールはバイク専用です。ランニングと違いバイクシューズの中で足はあまり動きません。なので硬いシューズのソールとアーチの間に隙間ができます。それを埋める為には、アーチ高さを計測して3種類のアーチがあるインソールが必要になって来ます。

これがボントレガーインソールの凄い所なのです。スーパーフィート社のインソール理論を知っているワタシとしては一番ビックリしたポイントです。彼らは「アーチを押し上げるタイプのインソールに対して否定的」だからです。「いいのだけどなんとなく土踏まずに隙間ができる」前職時代実際にスーパーフィートを使用して一番不満だったポイントがこのインソールでは解決されています

実際にアーチを計測してみましょう。このアーチメーターで足裏を計測します。

家に帰ると速攻で靴下を脱ぐワタシはアーチが高め。なのでこの場合は青が適正になります。それでは!「青をチョイス」が正解です。

じゃ、青いインソールをお店で買って帰ればOK!

ちょっと待った!このインソールの性能を活かすには「お店でセッティングをして貰う」のが大事なんです!ただ元のインソールに合わせて切ればOKじゃないんです。

このようにインソールは大きめに出来ているので、元々のシューズのインソールに合わせてカット!で、オシマイじゃないのです。

少しづつ切りながら合わせて行って。。。少し小さめに切っていきます。更にシューズに合わせてグラインダーで面取りなどをして慎重に少しづつセッティングをしていくのです。この辺の作業はスタッフにお任せください。

ま、この辺の事はマニュアルにも書いてあるんですけどね。。。

そして、このスーパーフィート系のインソールはシューズの中で遊びが出来た状態になります。このインソールを使うにあたってもう一つ大事なこと!(マニュアルにも書いてありませんけどね)

「シューズを履く時は遊びのあるインソールを爪先側に寄せておいてから履く」

これがとても大事なんです!
説明しますね。インソールを小さく切る理由は

「シューズに合わせてインソールをセットするのではなく足に合わせてインソールをセッティングしているから」(シューズの実寸法よりも足の方が必ず小さいから)

前にずらしたインソールの靴の中での状態はこういう感じです。この状態から足をズボッと入れてから履き口側のバックルを締めてやると

踵側のサポートが正確に踵の骨を捉えてくれます。更にアーチのサポートも足裏を正確に支えてくれるのです。

一応、、、バイクフィッターですので熱く語ってしまいましたが、値段の割には高い機能が詰め込まれてます。そして、キチンとフィッティングして貰うことでよりパフォーマンスを活かしてください!

あ!そうそう!シューズはサイズ選びもすごーく重要ですから。。。是非是非きちんとしたお店でお買いになるのをお勧めしますよ!

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