FX S4とFX3 diskって何が違うの?

 

大人気のFX3 disk!でも更に高性能のFX S4があるのはご存知ですか?

先日ブログでご紹介したFXシリーズですが「自転車屋としてバランスエエなぁ」と思えるFX3シリーズではあるのです。でも、、、「自転車屋として自分が買うならこれだなぁ」と思うのは、この「FX S4」なのです。日常の足や、街乗り主体のライドなどで考えればFX3diskはとても魅力的ですし、正直ベストバイであることは間違いがありません。

ではなぜ「自転車屋として欲しいなぁ」と思えるのか?どんな所が違うのか?について書いてみます

 

えっと。。。フレームがかっこいい(汗

半分冗談で半分本気で言っています。FX3はALpha GOLDというグレードのアルミ素材です。FX S4はALpha200というグレードで、ロードバイクのエントリーモデルのDomane ALシリーズよりもグレードの高い素材が使われています。
正直な話街乗り用のクロスバイクであれば、価格と性能のバランスが取れているのはAlpha GOLDなのでしょうけれど。。。「やかましい!エエもんつこうたら乗り心地もようなるんや!」というTREKの気合のようなものが感じられるのはワタクシだけでしょうか。。。溶接部分の処理も格段にスムーズにされています。こういう部分が「自転車屋のタマシイ」を揺さぶるのですよ。

FX3と比べると「走る!を追求した寸法設計

素材が何か?という事もカタログスペックとして大事なのですが、むしろ「寸法」自転車屋的には「ジオメトリ」と呼ばれるものに注目なのです。自転車屋がベルギービールの大瓶(んーとトリプルカルメリートとかヴォンヴーがいいな)を持ってジオメトリの話を始めた時、もしあなたが終電間際だったら速攻で逃げた方がいい。もし複数の自転車屋に取り囲まれた時は、覚悟を決めた方が良いかもしれないです。

そんなショウモナイ話はさておき、カタログの「サイズ&フィット」の欄を注目していただきたいのです。「チェーンステー長」という自転車の後ろ側の寸法がFX3より1センチ程短いのです。
この寸法はペダルを漕いだ時の加速性能に影響があります。詳しい事は割愛しますが「ペダルを踏んだん瞬間にパチーン!」と反応してくれるようなキビキビした乗り心地になります。
でも、それによって失うものも当然あります。安定感があって便利だった「センタースタンド」が取り付けできなくなってしまいます。※リア側にはつけられるので安心してください
「ホイールベース」は、ほぼ同じなのでバイクの前側の寸法は少し長めです。これによって不安定さは解消されています。

つまり「速く走る」を目指した設計だから「S」=「スポーツ」なのです

駆動系のパーツは「ロード系コンポーネント派生のTIAGRA」

FX3系のタイヤは耐久性や耐パンク性にも考慮された「H2」

耐久性も考慮されているもののトレッドが薄目で軽量な「AW1」

こうやって細かくパーツスペックを見ていくと全体的に「スポーティ」にまとめられいるのが解ります。

で、FX S4はどんな人に向いてるの?

純粋に「足」としてクロスバイクを使う。というのが解っている方であれば「FX3 disk」のコストパフォーマンスは魅力です。おそらく不満が出る事はないと思います。

「ロードバイクを楽しんでいてセカンドバイクとしてクロスバイクを買いたい」
「クロスバイクを買いたいが、せっかく買うならエエ奴が欲しい」
「せっかく毎日通勤に使うバイクだから、質感の高いものに触れていたい」

こんな感じの方ならクロスバイクとしては「ちょっとお高め」な125280円(税込)でも納得頂けるはずです。FX3とても丈夫で良いバイクなんです。長持ちもします。
でも、折角買うなら、より質感の高いバイクを長く楽しみたい。ちょっと大人っぽくクロスバイクを乗りたい(謎 そんな方なら間違いなくこの子「FX S4」オススメです!

 

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