インドアトレーニングで使われているバイクだって洗ってあげてください!
メンテナンスでお預かりするバイクのうち、インドアトレーナで多く使われていると、トラブルに特徴があるのです。
・ハンドル上部、ヘッドキャップ付近の塩害
・上ヘッドベアリングの消耗が早い
・BB左側のベアリングの痛みが早い。
・フレームのクリア部の劣化が見られる。
こんな感じでしょうか。。。何故だと思いますか?全て努力の結晶というか。。。汗の結晶です。でも、それはバイクを痛めてしまうのです。ハンドル部はタオルや、それ用のスウェットネットなどでガードしている方も多いでしょう。でもやはり、痛むのが早いです。また、バーテープも汗が染み込みやすいので、汗の塩分に含まれるアミノ酸が腐敗するので、臭いやすいです(笑
この写真のベアリングは、西葛西店で組んだエモンダSLRから外したものです。レースをされる方なので、結構しつこく防水処理をしています。その分グリスの重みで回転性能を犠牲にしてしまうのですが。。。サビが出ているのは左側のベアリングです。右側のグリスは生きているのですが、左側のベアリングはゴリゴリしていて終了してしまっています。右側は、フロントメカが「傘」の役割をして汗からガードされていますが、左は汗が侵入してしまうのでしょう。
外で乗らないから洗わなくても大丈夫!ではないのです。
こういった被害を少しでも予防する方法(完璧には無理ですが)は「室内トレーニングバイクといえども定期的に洗う」です。そうすることで、汗の成分(正確には塩)を洗い流すことが出来ます。また、バーテープも多少でも清潔さを保つことが出来ます。バイクを綺麗な状態にする事はメンテナンスの基本です。「外を走って汚れてしまったから洗車」ではなくて「定期的に洗車」しましょう。
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