一番費用対効果の高いチューニングは「チューブ交換」です!
Bontragerのラテックスチューブが入荷してまいりました。
乗り心地がよくなって、タイヤのグリップが向上するというオススメチューニングなのです。総費用1万以下のチューニングとしては一番効果的と言えます。
費用ゼロのチューニングは「空気圧の調整」なんですけどね(笑キチンとタイヤと体重と、乗り方に合った空気圧に調整する。これ、物凄く重要なんです。できれば走り出す前に必ず空気圧を調整する。たったこれだけで、快適な乗り心地を得られます。1週間空気を入れてないロードなど論外です!
Bontrager ラテックスチューブ 2900円(税込)
確かにチューブとしてはお高めなのですが、本当にオススメな逸品です。
純正ノーマルのブチルチューブが111gです
これに対してラテックスチューブが88gです。
■チューブをラテックスにする事によるメリット
1重量が軽くなる!
まず、タイヤの外側の特性を変えることなく23gの軽量化ができます。
えっ?たった23gですか?って思いましたね。。。?回転部の軽量化は効果が大きいです。よく「ホイール100gはフレームの1キロに相当」なんていいますが、流石にそこまでの効果はありません。でも、確実に重量差を感じられます。前後で約50gだと軽量化の効果を感じられます。
2タイヤのグリップが良くなる!
軽量化もさることながら、ブチルゴムと比較して非常にしなやかにできています。タイヤは変形によってもグリップをしていますので、タイヤのグリップが上がります。
3乗り心地がすごく良くなる!
同じ空気圧での乗り心地が改善されます。タイヤ全体がしなやかになります。特にサイドがしなやかなハイエンドタイヤほど、その恩恵が多いと言えます。R320タイヤとの組み合わせは極上のライドフィールを生み出してくれます。
実は軽量化よりもこちらの効果の方が絶大だとワタシは思います。
大半のハイエンドチューブラータイヤが、ラテックスチューブを採用する理由もそこにあります。
■ラテックスにするデメリット
1空気の抜けが少々早い
一つはしなやかな分、密度が低く空気の抜けが早いと言う点です。本製品をテストしてないのでなんとも言えませんが、大体1日で0.5気圧くらい減るイメージです。なので、乗る度に必ず空気圧を確認してくださいね。
2カーボンリムブレーキには適していない
もう一つは熱に少々弱いので「リムブレーキのカーボンクリンチャーリムへ使用がオススメでない」という点です。(カーボンリム&ディスクブレーキなら問題なし)
何故かと言うとカーボンリムは、リム自体の放熱性が低いので、ブレーキを掛けっぱなしにするとリム内の温度が上がってしまうからです。
ですので「アルミリム&リムブレーキ」の組み合わせであれば問題なしです。
3見た目に「何かパーツを換えた」というのが全くわからない
買い物がバレない!と言う点ではメリットの可能性も(笑 パーツを交換したのに見た目に全く解らないというのは少々寂しいかも知れませんね。
※パッチを当てての修理ができない!というポイント書くのを忘れておりました!
個人的には「隠れたオシャレ」といった感じなのと、乗り心地という感性に訴えかける系のチューニング。結構好きです。タイヤ交換のついでにいかがですか?