バイクと一緒に「ライダーがエアロ」になりましょう!

■まずはライダーからエアロを追求していきましょう!

昨今「エアロ」に関する記事を目にしない日はないんじゃないか?と言うくらいエアロに関する関心が高まっていますね。ちなみに数年前の流行ワード覚えていますか?そう「重量剛性比」ですね?懐かしいですねお元気にされていますか?
急に思い出したので書いてみました。

今ではそれが「エアロ」に取って代わられていますね。恐らく、この流れはしばらく続くと思います。時速40キロの時に必要な出力云々・・・というワードです。
ちなみにコレで、まるっと忘れられていてフィッター的には違和感を覚えるのは「これ、ライダーのフォーム次第で変わるやないかい!」「せやろがい!」
という事です。

■エアロボディになろう!

わかりますかね。。。。この沢山の空力付加物を装備した涙滴形のエアロボデー!なんか自分で書いていて悲しくなってきたので、この辺にしておきますが。。。

バイクは現行では最新鋭の空力性能を有したMadone SLRです。
ただ、下にあるバイクも重要なのですが「ライダー」というパーツがロードバイク全体に占める割合(前面投影面積的にも)はとても大きいのです。ロードバイクは変形させることは出来ませんが、ライダーというパーツは沢山の関節がついていて姿勢を変形させることが出来ます。

少々ややこしく書きましたが「フォーム」を変えることが出来ます。より「空力的に洗練された姿勢」を獲得し「そのフォームを取りやすい」「そのフォームを長い時間維持しやすい」セッティングをバイクに施す事によって「より楽に」「快適に」「速く」を実現できます。

■答えを導き出す方法の一つに「プレシジョンフィット」があります!

その為の方法の一つに「バイクフィッティング」でもあります。「よく閲覧される記事」ランキングでよく上位に上がるのが、今ほど月刊誌にエアロの事が散々書かれるようになる前に書いた、フィッティングの記事だったりします。

フィッティング中にある質問の中に、ペダリングに関する質問も多いのですが、必ずフィッティング中に「空力」の話をするようにしています。「楽に長く」を実現するために「エアロ」「空力」の要素は欠かせないからです。

基本的に「空力的な洗練度」は外形で決まります。「エアロ形状なバイク」「空力的に洗練されたフォーム」どちらも外形的な要素なのですが、ライダーはバイクのエンジンの部分も担当しております。
つまり「空力的に洗練されていて、ペダリングが楽にできるフォームを、長い時間(走りたい時間)維持できる。」が重要になるのです。そこには「ライダーの身体的要素」が重要になります。柔軟性や筋力は皆さん違うので「空力的に有利」なフォームを無理やり当てはめるのはよくありません。

■それぞれの身体の条件を根拠にセッティングを決めていくのが「プレシジョンフィット」です。

フィットに際してこのシートの次のペーパーには、ライダーの柔軟性などのアセスメント項目があります。この情報を元にバイクのセッティングを進めていくので、ライダーの柔軟性や筋力などを考慮して「より力を出しやすく」「楽に」「速く」を実現できるフィットをしていきます。
また、サンクスサイクルラボ西葛西店のフィットでは、フィットに入る前に「フォーム指導」をする場合があります。そのフォームを改善しつつ、空力的に洗練させるといった方法を取ります。
風洞を使って計測をする訳ではありませんが、外形的に有利になるように。その姿勢が長い時間取れるように、身体の条件を見ながらフィットを決めていきますよ。

プレシジョンフィットは基本的に平日の受付となります。ご予約はいつでもお問い合わせくださいね。

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