セッティングやフィッティングのお話。

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■セッティングやフィッティングに悩みすぎてこんな風になってませんか?

※写真はレース後にあまりのキツさに頭を抱えてるの図です(笑

今や情報はWEBの海に漕ぎ出せば何でも手に入るように思えます。ヨシノリ店長だってそうです、何かを調べようと思ったらググったりするのは普通です。
いくつかのサイトや個人ブログやら、、、色々調べていけば、一般的な事にたどり着けるのは事実です。

先日あったシクロクロス帰りのお客様とタイヤの空気圧セッティングの談義になりました。惜しい事にそのレースでフロントタイヤを低圧で使っていたのですが、若干こじってしまったのか、チューブレスタイヤのビードが若干ずれて、減圧してしまい悔しい結果でレースを終えました。
当日は、試走の段階でグリップが足りないと判断し、コンマ1気圧落としました。しかし今回のコースは比較的タイヤへの負荷が高く、またレース中なのでテンションが上がるのもあり、ちょっとフロントこじっちゃったのでしょうね。

■本当の知識はライドやレースの現場に落ちている。

ネット上のレースレポートをみれば、その日の空気圧と同じセッティングで結果を出しているライダーもいるでしょう。でも、このライダーの使っている機材とスキルでは「ちょっとミスマッチがあった」ということです。
では「なに」を「どう」「どうして」「どうなった」の部分を帰ってきたライダーとお話をしたりします。それは、スキルの話や機材の話やセッティングの話であったりもします。

■セッティングは「情報」+「トライアンドエラーの回数」で決まります。

この点においては、やはりある程度乗っていると「起きている事」をどれくらい想像できるか?がカギになります。今までやってきた事や、感覚とデータの蓄積があるので、お客様としてある程度のお付き合いができてくると「その人にとってどうか」という観点からセッティングのアドバイスが出せるようになります。
今回のヨシノリ店長のミスは「ライダーの技量」を見極めきれなかった事なんですよね。でも、コンマ1気圧の重み本当に知ってるショップさんどれくらいありますか?肌身にしみていますか?

■フィッティングについても「パワー」や「エアロ」が一人歩きしてませんか?

昨今はフィットに関する情報も色々出るようになりました。最近お客様からフィットに関する事で「最近は前乗りがいいって聞いてサドルを1センチ前に出したんですよ!どうですかね」というものですとか。。。
プロ選手の「小さいフレームサイズに長いステム」についてですとか。。。
ご相談を受けたり意見を求められたりもします。

自分でもこういった記事を目にしたり、読んだりもしますし様々なブログなども拝見します。よーく考えられたものは、その文章を正しく理解できればバランスよく書かれているものの、どうしてもセンセーショナルな文言が目につき、断片的に理解してしまうと「うーんそれは。。。」ってなるものも多いのも事実です。

■大事なのは「乗り物としてちゃんと成立しているか」というバランス

やはり目に見える「何ワット上がった!」「ステムが何ミリ伸びた!」「サドルが何センチ上がった!」こういった部分に注視してしまいがちなのです。
ただ、ロード畑からの観点だと「乗り物として操作しやすいか」「安全か」「バランスが取れているか?」という観点がゴソッと抜け落ちてしまう方が散見します。

大事なのはパワー・エアロ・操作性の3点を全体から俯瞰して、全てをまとめ上げるのが大事です。

■小さすぎるバイクはプロだけが乗れるバイク

例えば昨今のプロ選手が選ぶ「メーカー想定されたサイズよりも小さいバイク」にはバイクのコントロールがシビアになるリスクがあります。でも、彼らはヘッド位置を下げるためにそれを選択します。空力が良いので。
彼らはバイクに乗り慣れる事により、そのちょっと危険なバイクでも乗りこなしてしまいます。

15年くらい前は選手のバイクはオーダースケルトンで作られるものでした。パーツメーカーから支給されるステムは120mm一択という場合が多く、特に大柄な選手だけが130mmのステムを使っていました。最近のように小柄な選手が140mmのステムをつけるなど考えられなかったのです。
近年のグランツールにおいて落車が頻発するのもこういった事が原因の一つであるとも言えます。

ちなみにTREKのバイクには同一モデルでH1/H2と寸法が違うものが存在します。ヘッド位置を下げたい場合にはH1スケルトンを選ぶ事で、適切なサイズ感のバイクに乗ることが出来るのです。
新作のMADONE SLRはH1.5というスケルトンが採用されていますが、エアロの専用ステムの角度をHiとLOを用意する事によりエアロ効果の高いハンドルを使えるように設計されています。
もし「プロ選手のバイク」といった特集記事を見る機会があったら、是非TREKの選手が使用するバイクを見比べてみてください。「極端なセッティング」に見えるバイクは皆無なはずです。

■ヨシノリ店長は「前乗りポジション」も「後ろ乗りポジション」もないと思ってます

大事なのは「ニュートラルに乗れる」こと。ペダリング位置を前にして加速や高強度に対応したり空力を良くする。ペダリング位置を後ろにしてリラックスして楽にペダリングが出来るようにする。
集団内での位置どりや、下りでのハンドリング時に前後の荷重移動が出来るようにする。そのためには「動けるポジション」であることが大事です。そのためにも、全体を俯瞰してセッティングのバランスを取る必要があるのです。

当然乗るものが変わればセッティングも変わります。
シクロクロスバイクのポジションセッティングも出来ますよ。ロードと同じではありません。一応レースの現場には居ますので「どういったものが求められるか」は理解しています。

■「自分も走って悩んできたら出せる答え」ってあります。

あーどうしよ!わからないなー!そう思ったら、是非ご相談くださいね。解決策は色々ありますよ。


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