レースでもガンガンいけちゃう!それがEmonda ALRです。

サンクスサイクルラボでJBCF(全日本実業団自転車競技連盟)登録をしている石橋選手が7/7(日)で行われた「ニセコクラシック」の19−34歳のカテゴリで15位に入り、グランフォンド世界戦へのスロット(出場権)を獲得した模様です。
彼は現在JBCFのE2カテゴリーで積極的なレースをするライダーでもあります。ちなみに彼のロードバイク歴は2年くらい。レース歴とロードバイク歴が大体同じくらいのライダーです。

今回のこのレースで彼が使用しているバイクは「Emonda ALR」です。以前先輩から譲り受けたカーボンバイクを破損してしまい、そのリプレースで選んだのがアルミレーサーのこのモデルです。大学生ライダーでもある彼は、まだレース技術が未熟な部分もあり、落車などでも破損しづらく、もし壊してしまっても金銭的・精神的なダメージの少ないバイク。再度買い直せるバイク。というのを条件におすすめしました。

サンクスサイクルラボで車両を納めた、高校生などのヤングライダー達にもEmonda ALRは人気です。実際に自転車競技部でレースをするライダーも居ます。余談ですが、現状新たにロードバイクを始められるライダーには、ディスクブレーキ仕様をお勧めしていますが、部活などでロードレーサーを買われる場合は、学校側からの指定でリムブレーキ仕様を指定される場合が多いようです。今後数年のうちにディスクブレーキが普通にはなるかとは思います。

 

これが彼の駆るEmondaALRですが、実はトップチューブ左側に西日本チャレンジでの落車で、脛をぶつけてガッツリ凹ませた部分があります。恐らく同じ状況でカーボンフレームだったら確実に割れてしまっていたと思います。 ※しかし、、、よく骨折れんかったな(笑

Emonda ALRは丈夫なだけではありません。今回の結果からも証明される通り「走りも抜群」なんです。前作のEmonda ALRは「しなやかさ」が身上な乗り心地でしたが。今作は重量が少し増したものの、全体的に剛性が上がっていてレーサー好みな乗り味だと思います。

ワタシも実はEmondaALRを所有してますよ。

 

トレーニングなどに使用する為に組んだ1台で、カンパのコーラスをメインに組まれています。ホイールは手組みですがハブもBBもCULT化されています。写真では見せませんがSTAGESのパワーメーターが装着されています。
この仕様で7.81キロです。105仕様のEmonda ALR5で8キロ超なので、そこそこダイエットされていると言えますね。

アルミのレースバイクとしては、そこそこ軽量であると言えます。2000年代初頭に一世を風靡したペラペラなU2だとかスターシップと言った「オイシイ乗り味」が1万キロも持続しない(本当にシーズン後半腰が抜けたみたいに進まなくなる)バイクとは隔世の感があります。

カーボンのアイオロス5 チューブラー仕様のホイールを装備した状態で7.35キロです。ペダルが懐かしのPD7800だったりとか、カーボン一体型ハンドル、SRAM RED EtapだとかXXX2ホイールなどといった飛び道具を駆使すれば6キロ台に入れることは可能だと思います。「〇〇キロ」を達成すること自体は目的ではありませんので、あくまでも実戦的な手の届く仕様を目指した結果で、この重量であればどんなレースであっても問題はないと思いますよ。

一般的に「初心者向けバイク」のように捉えられがちな、アルミロードですがEmonda ALRに関してはそんな事はありません。非常に高いポテンシャルを秘めたバイクです。組み手の味付け次第でビギナーからベテランまで。レースにだって思い切り使えるバイクにできます。

どんな風に乗ってみたいかは、ぜひお店で相談してみてくださいね。

 

 

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