「何でさぁーあのバイクをブログにあげないのよ!」(怒)
ある日のMTGで「小岩店長山本代表」が突然言い出した。「え?いや、、、あれは色々イレギュラーなことがしてあってゴニョゴニョ。。。」「そう言うの関係無いから」
そんな訳で。。。
ワタシが通勤やトレーニングに使う為にカスタマイズしたエモンダ「まっくろちゃん」を紹介します。
■固定ギアでの練習は上手くなる!
別にワタシがメッセンジャー経験があるから言ってるのではありません。
・100キロ走ったら100キロ分ペダルを回さなくちゃいけない。
・脚の動きが悪い箇所はペダルからのインフォメーションで教えてもらえる
・シッティングからダンシングの動きも脚を止めずにしなければならない
・ペダルを廻しながらコーナリングしなければならないので、コーナーワークが上手くなる
・昔のヨーロッパプロ選手がやっているのを知っていて、なんかカッコいいと思った
こんな感じの理由で固定ギアのバイクを楽しみとして乗ったり、トレーニングで使ったりしています。
理想的な街道固定練習バイクの条件って
・ブレーキがつくこと(ノーブレーキとか論外です)
・ロードと同じスケルトンであること(バンクを走るトラックバイクはスケルトンが違うのでロードから乗り換えると違和感があります)
・ボトル台座がつくこと(練習にボトルは欲しいですから)
こんな条件を満たすバイクはあまりないんです。。。
だったら、ロードを固定ギアにしてしまえば良い
そんな訳で手持ちのトラックレーサーの部品に、いくつかの手直しをして作っちゃいました。リアハブのエンド幅変更と、ホイールのセンター変更。クランクのアダプター製作。
手持ちのホイールを使いたいが為に、面倒な工作をしましたが「ホワイトインダストリー社のENOエキセントリックハブ」と「トゥルバティブのGXPクランク」か「シマノの5アーム系クランク」「スギノのチェンリング」この辺があれば同じようなカスタマイズは出来ます。
固定ギアはコダワリかも知れないけど、フィッティングの方がコダワリだと思ってます
プレシジョンフィッターとして拘ったポイントは「違うスケルトンのバイクと銘柄の違うハンドルで同じセッティングを出すこと」(SLRはH1スケルトンにリッチーネオクラシックハンドル ALRはH2スケルトンでFSAのエナジーシャロー)実際には下ハンドル位置は変わってしまいますが乗った感じは違和感がありません。
ブラケット位置はメインバイクと同じにしたい
中身を抜いた同じ形状のブラケットを使い、高さと角度を合わせています。
写真だと解りにくいのですが、ヘッドの位置が大分違うのが解ります。
サドルはメインバイクのSLR同じ「モントローズ」を使っています。
後ろから見るとこんな感じです。
サドルは「モントローズ」の148mmです。SLRはカーボンレールで、ALRはチタンレールを使っています。目的や予算に合わせてサドルが選べるのはボントレガーの良いところです。
バイクをカッコよくするのもカスタマイズですが、目的に合ったバイクを作る事もカスタマイズだと「サンクスサイクルラボ」は考えてます!
まさか。。。こんな風にされるとは、設計した人は思ってないだろうなぁ。。。
いいんだろうか、こんなコンセプトストアで。でも「やりたいことは叶える」これがモットーなので良いかなぁー。なんてワタシは思っています。