ワタシといえば「Emonda」というイメージですね。

 

今日はワタシが使用しているEmonda SLRについて紹介します!

過去記事にも「溢れるエモンダ愛について」がずっと人気だったり、ブログ内で「Emondaで検索をすると」まぁ、沢山でてくるものです。ええ、ワタシはTREKのラインナップの中ではEmondaが一番好きです。ちなみにスタッフ水垣は「Madone」が好きなんですよ。

なぜワタシは「Emonda派」なのか?

それは「対応できる路面のレンジが少し狭めであっても、比類なき反応性が好き」なんです。そして「適切なサイズを選んだ時の下りのハンドリングが優れている」というのもあります。
また「昔からあるロードバイクと同じ構造」をしている故に「基本に忠実でわかりやすい乗り味」が20年以上ロードバイクに乗っている「ワタシの好み」にあっているというのがあります。

また、レースバイクとしての相棒と考えると「日本のレース環境」にとてもマッチしているバイクというのも言えます。「JBCFのロードレース」「ツールドおきなわ」こういった国内で行われるレースでしたら「まずはEmonda」を基準にとお伝えしています。

国内のレースは殆どが「周回コース」で行われています。なので「長い登りがない」代わりに「複数回登りを登らなければいけない」という特性があるので、ペダルを踏んだ時に「バシッ」と反応してくれるバイクが良いのです。「ヒルクライム用バイク」と世間的に思われている「Emonda」は国内のロードレースなら一番向いているバイクではないか?と思って選択をしています。

で、余談ですが最近久しぶりに以前乗っていた、アルミ製の純潔イタリアーノレーサーに乗ったのですよ。そもそも論として当時(2000年台初頭)のアルミレーサーというのは、キレッキレでパッキパキの特性と引き換えに寿命が異常に短いのです。フレームの美味しいところを保っていられるのは1万キロあるかないか。更に今のレーサーのように形状によって剛性が最適化されないので、剛性のバランスが悪いという部分があるのです。ちょっと長めのフロントセンターと短めのチェーンステー、更に立ち気味のヘッドアングルに少し高めのハンガー。昔から好きな人にはこれだけ書いたら何処のフレームなのかバレそうですが(笑)もうその緊張感漂う乗り味に「ああ昔はなんて怖いものに乗ってたんだ」「今はなんてバイクに甘やかされていたんだ」なんて思ってしまいました。

 

なんで17年モデルなんですか?

えっと、純粋に乗った感じが好きなのはフルモデルチェンジした18年モデルです。性能は確実に別モノと言えるくらいに進化して居ます。
ただ単に事あるごとに「地味!それでプロジェクトワンなの!」と言われちゃうカラーが気に入っているのと、純粋に18年モデルのフレームを用意するタイミングを失っただけです(笑

 

コンポーネント最近電動にしたのは何でですか?

ええ、ロードに関してはここ10年くらいはメインがカンパなんです。理由?そんなの単純「かっこいいから!」真面目に答えると「奥で効くブレーキのフィール」と「効きすぎないブレーキ」「ブラケットの形状が好みだから。あとは。。。かっこいいから!

ちなみにシクロクロスでは電動コンポーネントを使用していて、レースの時には重宝していました。やはり、指の移動量が少なくて済むのはメリットですね。ブラケットが細身になるのでカンパに近い感じになります。

リア多段変速の時は、カンパの機械式と変速スピードとあまり変わりません。ただ手はすごく楽だなーという印象です。スプリント時に「スプリントスイッチ」サテライトスイッチは前側にしてリアシフト用として運用しています。これは物凄く便利です!

 

パワーメーターは何を使っていますか?

最近Power2max(パワー2マックス)という製品を導入しました。以前はアナログ派でパワータップと心拍計でトレーニングを見ていましたが、世の中的に「パワーの数字」で運動を話さないと信憑性が薄い。という風潮があるので使っています。確かに「トレーニングの全体量」の把握でしたら、心拍と感覚でわかるのですが「1分」「2分」という時間単位のトレーニングだととても優れた計測器だと思います。

ちなみにEmonda SLRはBB周りの剛性を高めるための形状の為、使えるパワーメーターが限られます。
もしパイオニアを使う場合は、スペーサーを入れてギリギリクリアランスを確保する。といった感じです。18年モデルのSLRだと更に絶望的な感じです。一応スペーサーを入れると大丈夫という情報もあるのですが実際に取り付けられた車体をみるとかなりクリアランス的に厳しいです

この「P2M NG Eco 「Rotor 3D24 +センサー」104000円(税抜)という製品ならクリアランス問題は一切なくANT+とBletoothの両方で数値を吐き出します。更に「両足計測」ですし。購入後に本国サイトからアプリケーションを購入すれば「左右バランス計測」「トルク」「ペダルスムーズネス」が測定できます。パイオニアの製品はとても魅力的ですが「クリアランス問題」から敬遠し、SRMの精度は魅力ですが高すぎます。そうするとこの「Power 2max」とても魅力的です。実際にに運用していて、とても安定しています。

このP2MのセンサーにSHIMANO 4boltというものが存在しますが、これは現行のシマノ製4ボルトチェンリングに対応できます。変速性能的には一番良いと言われているシマノのチェンリングを使用できるのはとても魅力的です。今だに納期の安定しないシマノ製のパワーメーターを待つくらいなら、是非ご検討ください。

 

ハンドルは何を使っていますか?

 

ワタシ昔の人なので「丸ハン」が良いんです。クラシックベンドとか言われているものです。昔は「浅曲がり」とか「浅ハン」とか言ってたんだけどなぁ。ここ数年は「リッチー・ネオクラシック」という製品を愛用しています。幅は400mmです。

 

サドルは何を使っていますか?

 

Bontrager・MontrosePRO が気に入っています。後端が少しせり上がった形状で、かつ座面が比較的フラットでペダリングがとても楽です。サイズは148mmです。ワタシお尻も大きいの。お腹だけじゃなくて。

サドルについては、フィッティングの重要な要素の一つですから是非ご相談ください。西葛西店ではフィジークのテストサドルもありますよ!

 

ホイールは何を使っていますか?

 

ホイールの本数はかなり多くてレース本番では「アイオロス5 チューブラー」に「コンチネンタルコンペティション」を使うことが多いです。やはり、相性がとてもよく、軽くて空力性能も高く何の言い訳も出来ない車輪です。

練習だと「カンパニョーロ・ユーラス 2WAY FIT」「IRC フォーミュラー チューブレス」の組み合わせか「カンパニョーロ・レコード 32Hハブ+アンブロッシオネメシス手組み」「カンパニョーロ・レコード 32Hハブ アンブロッシオ+エクセレンスライト手組み」この辺もよく使っています。

ホイールに関しては「どうあるべきか」というのは明確にポリシーがあるので、もし組み合わせなどに迷った時は是非相談して見てくださいね。

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