■プレシジョンフィッティングは「ガチの人」だけのものではありません。
今日フィッティングをお受けになった方は、以前されていた競技で大腿骨を折ったことのある方。左右での脚長さがあります。大抵は骨盤そのものの高さが違うので、脚の長さが違って見えるというパターンが多いのですが。。。今回は骨そのものの長さが違うというパターンでした。
その為にその脚の長さの差を埋める為に、上半身が代償動作をしているのが見受けられます。
それによって癖つけされた動きが、バイクの上ではサドルの上で脚下が関係なくなり、フリーになるので、いつもと違った動きになるというパターンです。
動きに合う部品をしっかりと提案して、身体に合わせたセッティングを施して行きます。沢山お話をして、いろいろ探りながら身体から発せられるサインや、発する言葉から読み取ったり。。。
身体を計測して「ハイ◯◯センチですね」とやるのではなくて、あくまでもバイクを「人」と「動き」に合わせる作業です。
ワタシはその昔ギターに夢中になっていた時期があります。なんだか「楽器のチューニング」と凄く似てるんですよね。そして、フィッティングが進んで行くと、徐々にライダーが語る言葉が明るくなって行き、フィールが良くなって行くのを感じます。
この感じがねフィッター冥利に尽きるんですよ。本当に。。。
■例外なくフィットを受けていただいた方に言ってもらえる言葉があります。
「楽に乗れるようになった」
「楽に沢山走れるようになった」
「楽にスピードが2−3キロ上がる」
そう「楽になれる」なんです。だから「一歩でも上を目指すガチの人」じゃなくて、快適に楽に沢山楽しく乗りたい方、バイクが怖くなくなってきた位の方にこそお勧めしたいなーと思います。
プレシジョンフィットのご相談はフィッターでもある「ワタシ」をご指名くださいね。
ご相談お待ちしております。